黒豆買出し 2015 |
年中行事のようになっている”「丹波の黒豆(枝豆)」買出しツアー”であるが、今回は黒豆とともに、”マッタケ(関西ではこういう)”も手に入るだろうか。そんな微かな期待を胸に、嫁様と共に東京の自宅を愛車「Cady」で出発したのは、10月10日(日)の夜10:00頃だった。
話は少々変わるが、我が家には猫が3匹同居している。1匹は人間の年齢にすると70歳代位のシニア。後の2匹も、それぞれ50代、40代と決してヤングとはいい難い年齢である。我々夫婦が2人で24時間以上外出するためには、この猫たちをペット・ホテルなどに預けなければならないのだが、老齢の猫に環境の大きな変化を経験させるのは、非常にストレスを与えることになるため、できるだけ避けたいと常々思っている。
そのような理由から、今回の”買出しツアー”も0泊3日(車中仮眠を含む)の強行軍となった。とは言いながら、息子の住む大阪のマンションで”一休み”はさせてもらう。
いつも「黒豆」を購入する農家が、路肩の販売小屋をオープンさせるのは朝の9:00頃である。という訳で時間調整をしながら、それでも8:30頃には着いてしまったため、暫く小屋のオープンを待つことになった。
9:00を回った頃、農家の軽トラがやって来て、いよいよ販売小屋のオープンとなった。
早速黒豆の枝豆を9束ほど購入した。更には、おまけにと戴いたクリや野菜に大いに満足した嫁様の指示に従い、次の「マッタケ」目指して移動したのだった。
黒豆販売所から車では僅かな距離にあるマッタケ販売所ではあるが、その年によって「マッタケ」自体の出来・不出来があり、必ず安く購入できる訳ではない。しかも、この販売所には時々プロの”板さん”も購入に来るようで、タイミングが悪いと「大人買い」された後で、物がなくなってしまうことさえある。果たして今回はどうだろうか?
販売所について直ぐに今年の出来具合を販売している人に聞いたところ、「今年はあまり量的に多くない」とのこと。当然値段もそれなりということになり、”今年も諦め???”と一瞬思われたが、何とか数個購入することができた。
息子のマンションに立ち寄り、入手したての「黒豆(枝豆)」を湯がき、「マッタケ」の炊込みご飯、天ぷらを嫁様がこしらえ、夕飯を食べて帰宅することにした。
美味しく夕飯を食べ、今年も無事に秋を満喫することができたのだった。